moyashidaisuke's diary

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退職してフリーランスエンジニアになる時にやった事調べた事まとめ

2018-11-07 moyashidaisuke

[femoji-idmoyashidaisuke:20181107014149j:plain]

先日、会社員からフリーランスのエンジニアになったのですが、知らないことだらけで苦労したのでやった事、調べた事をまとめました。

フリーランスになると、各種事務手続きや営業的なタスクも自分でやる必要があります。普通のエンジニア(自分含めて)にはほとんど経験が無い事がたくさんあります。

もし同じようにこれからフリーランスになる方は参考に、既にばりばりの方は「これやった方がいいよ!」とかあったら是非教えてほしいです。

難易度、めんどくささは私の主観です。分類の仕方も私なりのものです。 うまく分けられてないものもあってすいません、、

[:contents]

公的手続き

国民年金への切り替え

必須かどうか 難易度 めんどくささ いつ 場所
元サラリーマンは必須 退職後14日以内 市区町村窓口

参考: [http://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/kanyu/20140710-03.html:title]

会社員であれば、「厚生年金」という年金に入っていて、給料から天引きになっているはずです。

フリーランスの場合、「国民年金」に切り替える必要があります。

手続きはお住まいの市区町村の窓口です。手続きに必要な種類は、年金機構のHPには載ってなくて(あるかもしれませんが、見つけられませんでした、、、)、私は市区町村のHPから確認しました。

参考までに港区のリンクを貼っておきます。

[http://www.city.minato.tokyo.jp/kokuminnenkin/kuse/kocho/faq/hoken/009.html:embed:cite]

ポイントは「退職証明書など勤務先・退職年月日のわかるもの」です。 退職した際に会社からもらえるはずなので、よく分からなければ前職の人事の方に相談しましょう。

また、退職後にしかできないので、有給消化中は手続きができないのも注意が必要です。

国民年金基金

必須かどうか 難易度 めんどくささ いつ 場所
任意 国民年金への切り替え後 国民年金基金へ郵送

名前がややこしいのですが、↑で切り替えた国民年金とは別のものです。(関連はあります)

[https://www.npfa.or.jp/system/about.html:embed:cite]

会社員で加入していた厚生年金との、年金受給額の差を埋めるための制度です。会社員は入れません。

国民年金とは別で払っておくと、将来の受給額が増える性質のものです。

加入は任意なのですが、将来設計もろもろを考えて、加入するかどうか決める必要があるので、入るべきかどうか決めるのが難しいです、、、

付与年金

必須かどうか 難易度 めんどくささ いつ 場所
任意 いつでも? 市区町村窓口

リンク [http://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/20150331-03.html:title]

国民年金基金と同じく、国民年金とは別で払っておくと、将来の受給額が増える性質のものです。

こちらも加入は任意なのですが、国民年金基金とどちらかしか加入できません。

諸々を考えて、国民年金基金とどちらを選ぶか、どちらも入らないかを決める必要があります。多分これだけで本が1冊書けそうです、、、

健康保険

必須かどうか 難易度 めんどくささ いつ 場所
必須 ?? パターンによる

病院行く時に出す保険証の元になるあれです。

会社員の場合は、会社で入っている組合の健康保険に入っていて、保険料は給料から天引きされていると思います。

退職に伴い、会社で入っている組合からは抜ける事になるため、手続きが必要となります。手続きしないと、病気やけがで病院に行った時に大変です。

が、手続きにいくつかパターンがあるので、どれにするのか決めなければいけません。

国民健康保険に切り替える

会社/組合関係なく入れるものです。1番一般的なパターンだと思われます。

[http://www.city.minato.tokyo.jp/shikaku/kuse/kocho/faq/hoken/073.html:embed:cite]

任意継続

会社で入っていた組合の保険を例外的に継続するパターンです。

[https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat320/sb3180/sbb3180/1984-6168:title]

組合の福利厚生が気に入っている場合や、保険料でメリットがある場合は有効な手段だと思われます。

また、資格喪失(要は退職日)から20日以内に手続きが必須、2年間しか継続できない等の各種条件がありますので、良く確認しましょう。(難しい、、、)

[https://5kuho.com/html/ninkeizoku.html:title]

保険料の計算方式も違いますので、今の組合のHP等で確認してみましょう。 [https://airregi.jp/magazine/guide/1191/:embed:cite]

フリーランスでも入れる組合に入る

数は多くないですが、フリーランスでも入れる組合があるようです。例えば↓ですが、エンジニアは一般的に対象外のように見えます。 クリエイティブ系のエンジニアなら加入資格があるかもしれませんね。 [http://www.bunbi.com/:title]

家族の扶養に入る

収入に制限があるので、何らかの事情でかなり仕事を減らす場合は該当するかもしれません。

[http://www.nenkin.go.jp/service/kounen/jigyosho-hiho/hihokensha1/20141204-02.html:title]

開業届けと青色申告承認申請書

必須かどうか 難易度 めんどくささ いつ 場所
任意 原則事業開始から一ヶ月以内 税務署

開業届けと、青色申告の申請は別々の書類なのですが、提出先が同じなので一緒に出せます。

出しておくと、

  • 確定申告の際に青色申告というのができて、税金が安くなります。
  • 規模企業共済(後述)に加入できる
  • 屋号を決める事になるので、独立した気分を味わえる

というメリットがあります。

以下のやり方なら手続きはそれほど難しくないので、基本やっておいた方が良いと思います。

[https://www.freee.co.jp/kaigyou/:embed:cite]

アカウントを登録して、画面に従って入力すればほとんど記載済のPDFファイルが出力されます。 出力されたPDFファイルを印刷して、マイナンバーと捺印をして、税務署へ提出(郵送 or 直接持ち込み)すれば完了です。

このサービスだけなら無料で利用できます。

この手続ですが、他の手続きの前提となっている場合があるので、早めに手続きをしておくことをおすすめします。 また、開業日は年をまたがない範囲でできるだけ前の日付を指定した方が良いです。

私は提出した後に気がついたのですが、確定申告をする際に、開業日前と後で経費の扱いが変わります。 開業日前にかかった経費は、「開業準備費」として計上する必要があります。額が大きい場合は、数年間かけて減価償却できるので、場合によってはお得なのですが、エンジニアの経費なんてたかがしれているので、確定申告の手間が増えるだけです。

お金周り

確定拠出年金

必須かどうか 難易度 めんどくささ いつ 場所
任意 いつでも? パターンによる?

「年金」とはついていますが、国民年金とは別ものです。 [https://www.dcnenkin.jp/about/:embed:cite]

そもそも、企業型と個人型(iDeCo)があるのですが、企業型に入っていた場合は個人型に移管する必要があります。 また、個人型に入っていた場合も、被保険者種別の変更の手続きが必要なようです。 入っていなかった場合は、何もしなければ非加入のままですが、税金の控除等のメリットがありますので、将来設計諸々を踏まえて入るかどうか検討しても良いかもしれません。

[https://www.ideco-koushiki.jp/retirement/:embed:cite]

ちょっとパターンが多すぎてここでは解説できないので、詳しくは公式サイトを見てください、、、

小規模企業共済

必須かどうか 難易度 めんどくささ いつ 場所
任意 開業後いつでも 銀行とか

[https://crowdworks.jp/freelance/success/1703/:title]

フリーランス向けの退職金制度のようなものです。 iDeCoと同じく、うまく使えば節税効果があります。

保険に入る

必須かどうか 難易度 めんどくささ いつ 場所
任意 いつでも 保険会社

ここで言ってる保険は、保険会社がやっているやつの事です。 生活が大きく変わるので、既に入っている方は見直しをするのも良いと思います。

フリーランスに特化したものもあるようです。 [https://www.freelance-jp.org/benefits:embed:cite]

確定申告の準備

サラリーマンとは違い、フリーランスは税金周りの手続きを自分でやる(いわゆる確定申告)必要があります。 なので、そのために色々知っておく必要があります。

確定申告について知る

必須かどうか 難易度 めんどくささ いつ 場所
必須 年度末までだけどなるはやがおすすめ -

そもそも確定申告をしないと脱税になってしまいますので、これは必須です(収入がすごく少ない場合は不要の場合もありますが、フリーランスのエンジニアになる人は普通は超えるはず)。

大方針として、確定申告の種類を決めて準備をする必要があります。 シンプルな白色申告と、複雑な青色申告があります。青色は複雑な分、税金の控除額等でメリットがあります。 メリット・デメリットを考えて、どちらで行くか決めましょう。

経費について知る

必須かどうか 難易度 めんどくささ いつ 場所
任意 いつでも -

知識の話なのですが、知っておいてちゃんと手続きをすると得します。

[https://nomad-journal.jp/archives/4148:embed:cite]

[https://freelance.levtech.jp/guide/detail/62/:title]

仕事で使うPC(10万円を超えると扱いが経費じゃなくなる場合があるので注意)や周辺機器は想像しやすいかと思いますが、意外なところで家賃や電気代も一部を経費にできる場合があります(家でも仕事する場合)。

税金について知る

必須かどうか 難易度 めんどくささ いつ 場所
任意 いつでも -

所得税

サラリーマンの時は給与から天引きされています。 フリーランスの場合は確定申告で税額を計算して納税します。

住民税

これもサラリーマンの時は給与から天引きされている事が多いと思います。(天引きするか自分で払うかは選択はできたはず) 確定申告で税額が決まります。

個人事業税

[http://www.tax.metro.tokyo.jp/kazei/kojin_ji.html:title]

その名の通り、個人事業主(≒ フリーランス)にかかる税金なので、知名度が低いです。 しかも8月と11月という忘れた頃に通知が来るらしいので、気をつける必要があります。

消費税

普段買い物をする時に払っている消費税ですが、フリーランスの場合は、「請求」「納税」の2つを意識する必要があります。

[https://nomad-journal.jp/archives/4900:embed:cite][https://www.freee.co.jp/kb/kb-kaigyou/consumption-tax/:embed:cite]

請求

前提として、エンジニアの報酬にも消費税が請求できます(というか請求しない仕事の方が例外)。

で、仕事を受ける際に金額の条件の話を絶対すると思いますが、その時に、消費税を含んだ額(内税)なのか、税別なのか(外税)意識して交渉しないと、お互いに認識がずれます。8%ってすごい高い割合ですからね。

また、消費税が10%にあがる事が予定されていますので、それも踏まえておいた方が良いです。

納税

基本的には、最初の2年間のは納税が免除されます。 が、1月〜6月で1000万円の売上を超えると、支払い義務が発生するというルールもあって、難しいです。 支払い義務が発生すると8%もの税金を払う事になりますので、しっかりとルールを把握しておいた方が良いです。

あ〜難しい。

帳簿をつける準備をする

必須かどうか 難易度 めんどくささ いつ 場所
必須 やり方しだい いつでも -

ここまで挙がって来た色々な知識を踏まえて、最終的には確定申告をするのですが、その際に必要なのが帳簿です。帳簿というと難しく聞こえますが、要は家計簿やお小遣い帳の仕事版です。

帳簿の付け方にはいくつかパターンがあります。

  1. 紙や無料のソフトを使う
  2. Webサービスを使う
  3. 税理士にまかせる

1が一番お金がかからないですが、一番手間がかかります。逆に3は一番お金がかかりますが、手間は少ないです。

2はfreeeやMFクラウド(MoneyForward)が有名です。

事業用の口座、クレジットカードを用意する

開業届けを出していると、屋号で口座、クレジットカードが作成できます。 [https://entrenet.jp/magazine/15437/:embed:cite]

やっておくと、プライベートのお金と分かれるので、帳簿がつけやすくなります。(混ざっている場合、これはプライベートのやり取り、という形で記録する必要があります。)

仕事を探す準備

仕事の条件を決める

必須かどうか 難易度 めんどくささ いつ 場所
必須 いつでも -
  • どんな働き方をしたいのか

    • 日数、時間
    • 場所
  • どんな仕事をしたいのか

    • プロダクト
    • 業界
    • 技術
    • チーム構成
    • 会社規模
  • その他条件

    • 単価(週X日、のような準委任契約を想定している場合)
    • 契約期間

あたりを考えておくと、実際に案件を探す時に楽になります。 フリーランス系の紹介会社だと、WEBで案件情報を公開しているサービスもありますので、なんとなく案件を検索すると世の中の雰囲気がつかめてくると思います。

[https://freelance.levtech.jp/project/search/?sip=o075000_030:title]

後は、既にフリーランスで働いている知り合いの人がいたら話を聞いてみるとかですね。

ポートフォリオ作る

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必須 いつでも -

お客さんやエージェントに提出します。

履歴書、職務経歴書とかですね。転職の時に作るものとほぼ一緒なので、転職経験がある方はその時に作ったものを改修すれば良いと思います。 自分は職務経歴書が長くなってしまったので、2ページくらいにしたバージョンも作成しました。

HP作ったり、ポートフォリオ作成サービスを使っても良いと思います。

連絡先を用意する

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必須 いつでも -

■必須

  • メールアドレス
  • 電話

■あった方が良い

  • Facebook
  • Skype

それぞれ別アカウントなりドメインなりを取ると、プライベートと分ける事ができます。

名刺を作る

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任意 いつでも -

お客さんと挨拶の時や、勉強会の懇親会で、といった場面であると便利です。

仕事を探す

知り合いに伝える

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任意 いつでも -

SNSで一言書くでも、個別で連絡するでも、フリーランスになった事を知らせておくと、仕事を紹介してくれる場合があります。また、その時は案件が無くても、気に留めておいてくれるかもしれません。 特に元同僚経由の場合はお互いに信頼関係があるので、やり取りがスムーズです。

エージェントへ相談する

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任意 いつでも -

フリーランス系の案件を紹介してくれるサービス(業者)が複数あります。(特に最近増えてるような)

仲介を挟むと、

  • 単純に案件を紹介してくれる
  • 事務周り(契約とか)をやってくれる
  • 場合によっては色々相談にのってくれる

というメリットがあります。デメリットとしては仲介料を実質払っている事になるため、手取りは減ります。

業者によって案件の得意不得意、自分に合う合わないがありますので、複数登録して比較すると良いでしょう。(登録自体にお金はかからないです。)

仕事の準備

契約書の雛形を用意する

必須かどうか 難易度 めんどくささ いつ 場所
任意 いつでも -

直案件で契約する場合に、お客さんが雛形を持っていない場合に必要になります。 そうでない場合も契約書の内容は読めるようになっておいた方が良いので、一回作ってみると勉強になります。

中身は

  • 先輩フリーランスエンジニアからもらう
  • ネット上に転がっているものを探す
  • 弁護士の人にもらう

あたりの手段が考えられます。

仕事場所を確保する

必須かどうか 難易度 めんどくささ いつ 場所
任意 いつでも -

お客さんの会社で仕事をする前提であれば必要ありませんが、リモートでの作業を考えていたり、諸々の事務作業を行う場所が欲しい場合は検討した方が良いです。

家でも問題なく仕事ができる人は自宅でも良いですし(家賃等を経費にできます)、コワーキングスペースを借りても良いです。仕事がしやすい環境を作りましょう。

仕事に必要な道具を準備する

必須かどうか 難易度 めんどくささ いつ 場所
必須 いつでも -

最低限ノートPCは必要でしょう。実際は客先でPCを貸与される事もあると思いますが、事務作業や勉強等でどうせ必要になります。

まとめ

たくさんありますね!

必須なものは多くないのですが、知らないと損するものがあるので、大変です。 また必須なものも、前後関係があったり、仕事やめた後じゃないとできなかったり、タイミングをまとめられないのも面倒です。

特に確定申告周りは、まだ実際の確定申告をやっていないので、色々不足があるかもしれません。